
今日の400字は野村證券社員による卑劣な犯行に下された判決について。
2024年の事件発生当時はニュースで少し取り上げられ、当記事で久々に思い出した方も多いでしょう。
(当時TVメディアでそんな取り上げられなかったのはスポンサーとしてのチカラが物を言ったのか)
ではその判決がどうなったか、知る人はあまり多くありません。
絶対忘れてはいけない事件の一つなので、もう一度あなたの意識に呼び起こさせてください。
「人のリスク」の恐ろしさを忘れてはいけない

野村証券社員が80代の女性顧客を昏睡させて金を盗み、顧客宅に放火して殺害しようとした。
事実関係並べるだけで同情の余地もない悪辣な事件だと分かる。
2024年の事件発生から2年弱、2026年7月に二審判決が下された。
広島市で2024年、顧客だった80代女性から現金を奪い、住宅に放火して殺害しようとしたとして、強盗殺人未遂などの罪に問われた元野村証券社員、梶原優星被告(31)=懲戒解雇=の控訴審判決が23日、広島高裁であった。
畑山靖裁判長は懲役18年とした一審広島地裁判決を支持し、弁護側控訴を棄却した。弁護側は「殺意を認定した一審判決には事実誤認がある」と主張したが、畑山裁判長は一審に続き、「女性が睡眠薬で昏睡(こんすい)状態になったと認識した上で現金を盗んだ」と認定。
証拠隠滅のため、死亡する危険性が高いと認識しながら放火したと判断した。その上で「大手証券会社の営業担当者として、財産状況を把握し自宅に出入りできた立場を悪用した」と指摘。
「一連の動機、経緯は短絡的かつ身勝手だ」と非難した。一、二審判決によると、梶原被告は24年7月28日、広島市西区の女性宅に侵入して現金約1800万円を奪い、放火して殺害しようとした。
出典:時事ドットコム「野村証券元社員、二審も懲役18年 顧客への強盗殺人未遂―広島高裁」
同月22日ごろ~24日には現金約800万円を盗んだ。
懲役18年が終わっても容疑者が金融業界に返ってくる目はないだろうからその1点は安心材料だ。
18年後の採用担当が事件を知らなくとも、金融機関がわざわざ18年ブランク抱えた人材を採用する道理がない。
本件は資産運用の信頼性に泥を塗る犯罪であり、個人投資家だけでなく全金融機関が憤怒していい話だ。

だが野村證券さん
アナタたちは憤怒よりも猛省ね!
よく暴落のインパクトの説明としてリーマンショック等過去の実例が用いられれやすい。
価格変動リスクを知るため過去を引っ張り出すように、本件も人のリスクを知るための実例として忘れてはならない。
暴落が繰り返されるように、こういった人災もまた繰り返されるのだから。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
もしかしたら当記事を読みながら同時期の大事件をもう一つ思い出されたかも知れません。
そちらもまた2026年に判決が下されています。
「人のリスクを再認識しようキャンペーン」ってわけでもないですが、並びで紹介してみましょう。
次回は「【2024年】三菱UFJ銀行の貸金庫窃盗、結局どうなったかご存知?」です。

ありがとうございます。
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