
Yahoo知恵袋のちょっと考えさせられる質問や回答をご紹介する連載「Yahoo知恵袋 秀逸質問&回答録」。
ナビゲーターの愚者小路です。
今回のご質問は「株主優待目的で個別銘柄買わなくてもインデックス投資の利益で買った方が合理的じゃない?」です。
知恵袋にしては珍しい、全面同意できる質問でした。
優待のために株を買うくらいなら、インデックス投資して得た利益でその優待品を買えば良くないですか?
出典:Yahoo!知恵袋
「合理性」より「お得感」が重視されるのだろう

当質問に対しては「ごもっとも」以外の答えが出てこない。
それは私と質問者がどちらも合理性ファーストで考えているからだ。
ふと今まであまり優待好きの目線で物を考えた事がないと気付き、私は一つ仮説を提示してみた。
その品物を買いたいんじゃない!
出典:Yahoo!知恵袋
タダでもらいたいんだ!
ってなところじゃないでしょうか。
実際「タダ」かどうかはさておき。
仮説につき間違い上等で述べる。
彼らは優待品を「タダで」もらえたと解釈しているのではないだろうか。
だから何ももらえない優待ナシor投資信託より優待銘柄に価値を見出しているのだ。
だが実際はタダでもらっているわけではない。
投資のリターンである不確実性の対価の一部を現物支給されている構図なのだ。
優待品を配る時点で何らかの価値を外部放出する事になるので理屈上、企業価値はその分下がる。
実は高配当株でも同じ理屈が当てはまっている。
株式投資の運用評価は下図の式で表せる。

これら総和がリスクに対し十分な水準であれば妥当な投資であると言える。
優待品や配当金だけを過大評価するのは歪んだ運用評価と言わざるを得ない。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
オルカンの登場からもう8年近く経ちました。
全世界株式への投資が身近なものになる前の世界を知らない層もだいぶ増えてきたはず。
せっかくなので少し昔話をしつつ、投資事情の今昔を比べてみましょう。
次回は「【投資信託今昔】わざわざ全世界投資をしてた昔、わざわざ絞る今」です。

ありがとうございます。
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