
今日は昔なつかし「マーフィーの法則」を投資家目線で掘り下げてみる企画の第2弾。
世代的にご存じない場合は雰囲気解釈でいってみよう。
さっそく今回のテーマ曲をお届け、嘉門達夫『続・マーフィーの法則』。
続・マーフィーの法則は宇宙の法則であり、投資の法則でもある
チャンスは誰にでもやってくる
ただそれを掴めるかどうかである
投資の世界では誰にでも等しく買い時はやってきます。
もちろんいつ買い時「だった」かは結果論でしか分かりませんが、コロナショックのあたりで掴み損ねたどころか逆に手放してしまった人たちは今何を思っているでしょうか・・・
他人の失敗は参考になるが
他人の成功は自分の失敗を生むものである
ブログや動画をご覧いただいていればもうバレてるでしょうけど、私は他人の失敗から学べるものに価値を見出しています。
他人の失敗って再現性があるし、何より冷静に解釈できるから教材にもってこいなんですよね。
対して他人の成功のほとんどは再現性に乏しく、実は学べる要素がほとんどありません。
にもかかわらずそれに煽られる形でマネをしてもロクな結果にならないのはあまりにも当然。
思い切って買ったスーツは
間もなくバーゲンで半額になる
思い切って買った株式は間もなくバーゲンで半額になる。
とまではいかないけど「買ったらわりと下がりがちだよね」ぐらいのマインドで買うぐらいがちょうどいいのかも知れない。
悪い状況は放置しておくと
なお悪くなるものである
お金の不安を抱えており、対応が必要な状況であるにもかかわらず放置しておく人が少なくありません。
そういう人ほど社会が悪いとか政治が悪いとか他責にしがち。
残念ながら問題に直面した時、他責で物事が解決した事例を私は知りません。
部下の失敗は部下の失敗
上司の失敗も部下の失敗
これも他責の滑稽さを表現する法則ですね。
投資信託の場合、何でもかんでも運用者のせいにしちゃえば心はラクになりますが問題は何も解決しません。
一人では迷い
二人では意見が分かれ
三人以上で支離滅裂となる
投資における売買判断は悩ましいもの。
だからといって他者に聞いたところで解決につながらないどころか、かえって混乱してしまいがち。
なぜなら一人で迷うような人が不特定多数に意見を聞いたところで、その回答の真偽を判断しつつフラットに評価する事なんて到底できないからです。
知恵袋で判断モノの質問を見るたびそれを強く実感します。

【サビ熱唱中】
♪マーフィーの法則~は~ 人生の道しる~べ~
♪マーフィーの法則~は~ 永遠の法則~
最も厄介な問題は
全ての問題が解決した後に発生するものである
資産形成は確かに厄介な問題です。
しかしそれが解決した後にやってくる「そのお金をどう使っていくか問題」こそが真のラスボス。
TVのリモコンとは
9割の全く使わないボタンのついた不格好な道具である
投資信託だってそう。
9割の全く使い物にならないファンドで構成された不格好な世界なんですよ。
人生最大の運は
どうでもいい局面で使われる
長い長い投資ライフで振り返ると、人生最大の買い場っていつだったろうか。
そこをバーゲン会場としてきちんとモノにできていたか。
投資ライフが終わりに近づいたら考えてみたいものですね。
生活のかかったギャンブルは 必ず負ける
投資を「生活のかかったギャンブル」にしてしまう人、いませんか?
心当たりのある人は震えてください。
いい夢は もっともいいところで目覚めるものである
最後の法則は解説不要・・・かな。

以上、嘉門達夫『続・マーフィーの法則』を教材に投資家目線で掘り下げてみました。
マーフィーの法則ネタはこれにて完結です。
実は「究極のマーフィーの法則」も存在するのですが、だいぶカラーが変わってブログのネタとしては使えないものだったので取り上げません。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
投資の世界において何かを質問するのは想像以上に難しいものです。
なぜなら誰も答えを知らない質問がメチャクチャ多いからです。
当然そんな質問しても価値ある回答など得られません。
次回は「【Yahoo知恵袋より】上がりますか?買った方がいいですか?売買判断の質問が意味をなさない理由」です。

ありがとうございます。
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